涙恵作品:いちばんすきな花 第1話 ネタばれなし
~涙を恵んでほしい!涙恵(るいめぐ)価値観について~
涙恵ポイントを読んで、共感できた!気になる内容だ!と感じた人はぜひ、本編を見て下さい。
一つでも多くの涙恵作品、うるっと作品を伝えることで涙を提供したいと考えています。価値観は人それぞれなので、涙するポイントは人の数だけあると思います。
たった一言のフレーズがその人にとっては忘れられない一生の言葉になることはよくあることです。
また、今は響かない内容でも環境が変われば、付き合う人が変われば、自分が成長すれば、響く言葉があるかもしれません。
その時はまた読みに来てください。心からお待ちしております。
※涙恵ポイント、うるっとポイントは個人の感想です。
心に“いいね”を増やす作品紹介
涙恵作品:涙を一粒以上流した作品
うるっと作品:目頭が熱くなった作品
フジテレビ
「いちばんすきな花」
“男女の間に、友情は成立しますか?
”年齢も性別も過ごした環境も違う4人の友情と愛情の物語。
第1話 男女の間に友情は?二人組が苦手な4人の愛の物語
2023年 秋 毎週木曜日 22時~
公式リンク 公式サイト、X、Instagram、Youtube、TikToc
2023/10/12 感想
あらすじ
学習塾講師のゆくえ(多部未華子)、出版社勤務の椿(松下洸平)、美容師の夜々(今田美桜) コンビニ アルバイトの紅葉(神尾風樹)という異なる人生を送る4人。
ある日、ゆくえは唯一 心を許す男友達の赤田(仲野太賀)から結婚相手が嫌がるからもう会えないと告げられた。
また椿は新居で共に暮らすはずの婚約者・純恋(臼田あさ美)が男友達の元へ向かったと知る。やがて、行方ら4人は出会い・・・。
ーYahoo!テレビより引用ー
キャスト
潮 ゆくえ(うしおゆくえ)・・・多部 未華子
春木 椿(はるきつばき)・・・松下 洸平
佐藤 紅葉(さとうもみじ)・・・神尾 楓珠
深雪 夜々(みゆきよよ)・・・今田 美桜
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
潮 このみ・・・斎藤 飛鳥
望月 希子・・・白鳥 玉季
穂積 朔也・・・黒川 想矢
白石 峰子・・・田辺 桃子
相良 大貴・・・泉澤 祐希
小岩井 純恋(こいわいすみれ)・・・臼田 あさ美
赤田 鼓太郎・・・仲野 太賀
スタッフ
脚本:生方 美久
過去作品:『silent』『踊り場にて』
書籍:『silent シナリオブック 完全版』
プロデューサー:村瀬 健
過去作品:『silent』『いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう』『BOSS』
映画:『帝一の國』『約束のネバーランド』
書籍:『巻き込む力がヒットを作る“想い”で動かす仕事術』
主題歌:藤井 風 『花』
他の曲:『帰ろう』『優しさ』『何なんw』
音楽:徳田 真裕
過去作品:『silent』『いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう』『アンナチュラル』
映画:『劇場版コード・ブルー -ドクターヘリ救命救急-』『約束のネバーランド』
演出:高野 舞
過去作品:『silent』『アライブ がん専門医のカルテ』 『隣の家族は青く見える』
涙恵ポイント~心を揺さぶる涙の共感~
~こんな人におすすめ~
・2人組を作るのに困った経験がある人
・男女の関係で友情が続かなかった人
・異性の友達を作りたいだけなのに、なぜか恋愛を意識されて好意を持たれたことがある人
・深く友達を知ることに抵抗があり、周りに笑顔しか振りまけない人
・心の中に決まった“好きな花”がある人
・2人組を作るのに困った経験がある人
小学校の頃や中学生の頃、2人組を作る時ドキドキした経験はありませんか?私は、とてもあります。仲の良い友達に声をかけては見るもののいつものメンバーが奇数だった時は、一人余ってしまう。
そして、タイミングを逃すといつものメンバーではないけれど、時々話をする友達も次々と2人組を作っていってしまい、・・・最終的には一人に。
そんなの悲しいですよね。2つという単位が心を揺さぶります。また、エピソード時の音楽が心に染み込んでいきます。言葉の選択がsilent風。このセンスはさすが。
・男女の関係で友情が続かなかった人
パートナーに異性の友達がいると不安な気持ちが高まりますよね。
その人は本当に友達なの?少しも恋心はないの?楽しい時、悲しい時一緒に過ごした事があるなら一度くらい気持ちが揺らいだことがあるんじゃないの?
疑問や不安がふつふつと込み上げてきて、いつの間にか頭の中がそのことでいっぱいになって何も手につかないなんてことありませんか。
・異性の友達を作りたいだけなのに、なぜか恋愛を意識されて好意を持たれたことがある人
他人と友達になるのは年齢を重ねるにつれて大変になりますよね。もし、相手が独身で異性だったら、好意があるから誘ってくれたんじゃないかなと思う人がほとんどです。
人の価値観は本当に千差万別でここで友達なのか、恋人なのかに別れてきます。異性でも友達なのか、異性だから恋人なのか。
最初は友達でも、一緒の時間を過ごす事で恋人へと変わっていってしまうのではないか。そんな気持ちを心のどこかに持っているけど、友達は欲しい。でも、好意は持たれたくない。
結局、自分も相手も傷ついてしまう。・・・悲しいですね。
・深く友達を知ることに抵抗があり、周りに笑顔しか振りまけない人
友達との関係性で悩んだことはありませんか?友達になりたての時は、どこまで踏み込んで話をしていいのか判断に迷うことがありますね。
知りたいけど、この事についてもっと詳しく聞いたら関係が壊れてしまうのではないかとか、逆に深く踏み込まないと親身になって話をしてくれる相手ではないのかなと思われたり、答えがなかなか出せないことがありますよね。
そんな自分はどうすれば良かったのか反省会をしたこともあります。求められる人になるためには・・・
・心の中に決まった“好きな花”がある人
世の中にはたくさんの花があります。あなたが目をつぶって出てくる好きな花は何ですか?
私の好きな花は“コチョウラン”です。
花言葉は“幸福を呼ぶ”、“あなたを愛します”
きっと、“幸せになりたい”という気持ちが強いのだと思います。
今が不幸せなのかと聞かれたら、そんなことはないですが今よりもっと幸せになりたいです。
みなさんも、心に決めた花があるのではありませんか?
第1話冒頭の花瓶に入った3本のガーベラ。
3本のガーベラの花言葉は“愛しています”
なんだか3本のガーベラが寂しそうに見えました。
・・・寂しい愛の物語なのだと。
確かに2人組が出来なかった時点で、友達に愛を、学校に愛を、その授業に愛を感じなくなりますね。
人間関係を学ぶ学校で孤独を学ぶ事は良いことなんでしょうか。
知らずに社会に出るよりいいのかもしれませんが・・・ちょっと悲しい。
ガーベラが8本の時、花言葉は“あなたの思いやりに感謝”になります。
本数で花言葉が変わるなんて神秘的ですね。
物事の見方や考え方も小さなかけ違いで大きく変わるんだろうなと思いました。
第1話終盤の4人での会話に涙しました。各々の人生の中での体験が交差して言葉と思いが飛び交います。今までの人生で感じたことをぶつけて、行き場のない言葉と思いがそこに落とされて、心に響きました。
“ぎゅっ”と心に響いた言葉と届いた理由
「よそはよそ、うちはうち」
自分の事を大切にしている感じがしました。
「可能性にあふれた0円」
未来はどうなるかなんて誰にも分からない。
「多様性の時代」
最近よく耳にする言葉だなぁと思いました。
「もう慣れた」
否定的な意味あいで響いてしまう。
「届くまでに変換されちゃうんだよ」
言葉や思いは姿や形を変えやすい。
「しょうもないけど、好きだから」
単純だなぁと思うけど、それが幸せなのかな。
「2人というのは特殊で、2人である人達には理由や意味が必要になる」
2人の意味を考えて、考えの足りなさを痛感しました。
「2人は1人より残酷」
誰かと一緒になることで残酷になるなんて考えたことなかったです。
「かたつむりになりたい、かたつむりになりたい」
何かのおまじないかな、何か辛いことを思い出したのかな。
「結婚のせいでこの世界から友情がひとつ消えたの」
毎年消えていく友情だな。
ちょっと知ってよ!得した気分になるプチ話題!!
~深掘りスタッフ~
さすがの“silent タッグ” この2人組は最強なのでは!
2022年に放送されたドラマ「silent」の脚本家とプロデューサーがタッグを組んだ作品。silentは社会現象となり、連日ニュースで取り上げられたり、X(旧Twitter)でつぶかれたり、今でも記憶に新しいです。
脚本家の生方さんの言葉使いがせつなくて呼吸が乱れてしまいます。
silentでは恋愛ドラマなのに伏線回収が検索ワードとなり、話題にもなりましたね。
ドラマの中でのセリフに思いがあって、その思いが行動に変わって、時には勘違いをさせた
り、時には優しさだったりと心温まるストーリーだと思いました。
「silent」の主題歌の「subtitle」の伏線回収についてもありましたね。
こんな多くの人を魅了した「silent」を作った2人組なら、きっと「いちばんすきな花」も話題作になると信じています。
まとめ
“いちばんすきな花”に出演している多部未華子さんや松下 洸平、今田 美桜、神尾 楓珠等他のキャストの方々、脚本家の生方 美久や村瀬 健等のスタッフの方々の過去作品、関連作品を見てみたいと思いませんか?
涙を流せる作品を探しましょう!!